着物を売りたい方必見!買取のポイント
こんにちは。きもの風雅 -Kimono & Me-のたくゆきです。
着物を売りたいなと考えているあなた、どこで売れば一番良いのか、どれくらいの価格で買い取ってもらえるのか、気になっていませんか?実は、大切にしていた着物を手手放したときに「がっかりした」という声を耳にすることは珍しくありません。「思ったより安かったな」「あんなに高かったのに値段がつかないなんて」と落ち込んでしまう方も多いんですよ。
そうした失敗を防ぐためには、着物買取の仕組みやからくりを少しだけ知っておくことが大切です。専門店やリサイクルショップ、フリマアプリなど売却先はいろいろありますが、それぞれの強みや弱みをしっかり見極めることで、納得のいく取引ができるようになります。
バイセルなどの大手買取業者は評判も良く、女性査定員を指名できるサービスや「他店より1円でも安ければ全品返却」といったサービスを提供しています。口コミや評判ランキングを参考にすると、福ちゃんやザ・ゴールドなども人気の買取業者として挙げられています。
この記事では、最新の買取相場から、少しでも高く売るためのコツ、さらには信頼できる買取業者の選び方まで、知っておくべき情報をギュッとまとめてお届けしますね。
- 着物の買取相場は購入額の1割から2割程度が目安であること
- 証紙や落款などの付属品を揃えて出すと査定額が数倍になること
- 化学繊維やウールの着物は相場が低く買取不可になる場合もあること
- 実績がある大手の着物買取専門店を選ぶのが最も安心で高額査定を狙いやすいこと
着物買取相場はどれくらい?

着物の買取相場は、着物の種類や状態、仕立てによって本当に幅広いです。一般的に、購入したときの価格の10%から20%くらいが目安と言われていますが、それはあくまでも平均的な話。実際には、ほとんど価値がつかないものから、驚くような高額査定が飛び出すものまでさまざまです。
訪問着や振袖、留袖といった格式の高い着物の一般的な相場を見てみましょう。
・訪問着:10,000円〜30,000円程度
・振袖:10,000円〜40,000円程度(デザインが現代風で状態が良いものはさらに高め)
・黒留袖:10,000円〜40,000円程度
・色留袖:10,000円〜20,000円程度
・付け下げ・色無地・小紋:1,000円〜6,000円程度
本場大島紬や結城紬、黄八丈などの伝統工芸品や、人間国宝などの有名作家が手がけた極上の着物は、5万円から20万円以上の高額査定になることも珍しくありません。これらは市場での需要がとても高いため、専門の鑑定士が見ればその価値をしっかりと価格に反映してくれますよ。ちなみに、紬の着物に合わせる帯やコーディネートについては、こちらの記事(着物の紬に合わせる帯の選び方とは?50代が輝くコーデの正解)でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
逆に、ポリエステルやウールといった化学繊維で作られた普段着用の着物は、どうしても相場が低くなりがちです。だいたい1,000円から1,700円、あるいは買取不可になってしまうことも。浴衣も同じように500円から2,000円程度が相場とされています。
帯も種類によって大きく差が出ます。袋帯は格式が高く用途も広いため、最大で18万円程度の値がつくこともありますが、普段使い用の名古屋帯は3,000円〜5,000円、半幅帯は2,000円前後が一般的です。
着物売るならどこがいいのか徹底比較
着物を手放す方法はいくつかありますが、あなたにとってどれが一番良いのか、特徴を整理しておきましょう。
まず、着物買取専門店は、着物に特化した知識を持つプロの査定員が在籍しているため、もっとも適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。出張買取や宅配買取など、自宅にいながら完了するサービスが充実しているのもメリットですね。
次に、リサイクルショップは、近所にあって手軽に持ち込めるのが魅力ですが、着物の専門知識がない店舗が多いため、どんなに価値がある着物でも「重さ」や「衣類一律」として安く買い叩かれてしまうリスクがあります。
そして、フリマアプリやネットオークションは、自分で希望の価格を設定できるため、欲しい人と直接つながれば高く売れることもあります。ただし、着物のサイズや状態を詳しく説明したり、写真を綺麗に撮ったり、梱包・発送したりと手間がすごくかかります。トラブルのリスクもあるため、慣れていないと少し大変かもしれません。
最後に、質屋は、今すぐ現金が必要な場合には便利ですが、基本的には「質入れ」を前提としているため、買取価格は専門店よりも低くなる傾向があります。
大切な着物の価値を無駄にしないためには、やはり専門知識を持つ「着物買取専門店」に依頼するのが一番おすすめですよ。リサイクルショップに何気なく持ち込んで、あとから「実は人間国宝の作品だったのに数千円で売ってしまった…」なんてことになったら、すごくショックですよね。
着物買取専門店を選ぶメリット

専門の買取店を選ぶ最大のメリットは、何と言っても「目の肥えたプロが正しく価値を評価してくれる」という点です。伝統工芸品や有名作家の着物は、証紙の有無や織りの細かさ、染めの技法などを細かく見極める必要があります。これを素人のリサイクルショップで判断するのは不可能に近いですが、専門店ならきちんとその希少性を見抜いて査定額に上乗せしてくれます。
また、買取方法が豊富なのも嬉しいポイントです。特に便利なのが「出張買取」で、大量の着物を店舗まで運ぶ必要がありません。査定員が自宅まで来てくれて、目の前で査定し、納得がいけばその場で現金を受け取ることができます。もちろん、「宅配買取」なら、専用の段ボールに詰めて送るだけで、誰とも会わずに査定を終わらせることもできますよ。
大手買取店では、「他店より1円でも安ければ全品返却」や「キャンセル時の返送手数料無料」などを掲げているところもあります。これは査定価格や自社のサービスに自信があるからこそできることですね。
着物買取 バイセル 評判と実績
着物買取の最大手として真っ先に名前が挙がるのが「バイセル」です。バイセルは東証上場企業(株式会社バイセルテクノロジーズ)が運営しており、非常に社会的信頼性が高いのが強みです。
バイセルの年間問い合わせ件数は30万件を超えており、着物買取の実績がとにかく豊富。査定員の教育も行き届いており、対応が非常に丁寧だと口コミでも評判です。
バイセルでは、「自宅に男性の査定員を上げるのは少し不安だな…」という一人暮らしの女性や高齢の方のために、女性査定員を指名できる出張買取サービスを行っています。こうした細かな配慮があるのは、初めての方にとっても安心できるポイントですよね。
買取価格についても自信を持っており、ブランドの振袖で最大14万円、伝統工芸品なら十数万円以上の買取例も多数公表されています。法令遵守を徹底している上場企業だからこそ、いわゆる「押し買い」や「強引な査定」などの心配がなく、安心して利用できますよ。
着物買取 口コミ 評判 ランキング
大手買取業者の中で、バイセル以外にも人気のある「福ちゃん」や「ザ・ゴールド」について、口コミ評判を交えてご紹介します。
・バイセル
口コミでは、「非常に丁寧な対応で、着物の扱いも優しかったです」「上場企業なので安心して出張買取を依頼できました」といった声が多く、女性査定員指定可能、即日現金化、アフターフォロー(フォローコール)が徹底している点が強みです。
・福ちゃん
口コミでは、「他社で断られた古い着物にも値段をつけてくれた」「キャンペーン中で買取額がアップして嬉しかった」といった声が目立ちます。買取キャンペーンが頻繁に行われており、買取額が最大20%アップすることも。また、宅配買取の梱包キットが非常に充実しています。
・ザ・ゴールド
口コミでは、「シミや汚れのある着物でも親身に査定してくれた」「女性スタッフが多く、話しやすかったです」といった声があります。全国に直営店舗を持ち、プライバシーマークを取得しているため個人情報の管理も安心です。
これらの大手3社は、いずれも査定料やキャンセル料が無料なので、どこにするか迷ったら複数に査定を依頼して比較する(相見積もり)のが、最もがっかりしない賢い方法ですよ。
着物を売りたい時に知っておくべきこと
着物買取 からくりと買取後の行方

「買い取られた着物は、その後どうなるんだろう?」と疑問に思う方も多いはずです。買取価格が安くなる理由も含めて、着物買取の「からくり」を少し説明しますね。業者が買い取った着物は、8日間のクーリングオフ期間が過ぎた後、主に以下のようなルートで再流通していきます。
・自社オークションやネット販売:ヤフオクなどの大手ネットオークションや自社専用の競り市場に出品されます。事前にクリーニングやメンテナンスを行うため、その人件費やコストも考慮されています。
・レンタル着物店への供給:京都や浅草などの観光地での着物レンタルや、成人式・結婚式用のレンタル需要が高く、そこで使用される着物として卸されます。
・海外市場への輸出:日本の着物は海外でも美しいアートやガウンのような羽織として非常に人気があり、海外のバイヤーに向けて販売されることも増えています。
・ハギレ・リメイク素材:シミや汚れがひどく着物として着られないものでも、綺麗な部分を切り取って和小物やバッグ、洋服へのリメイク素材(古布)として活用されます。
買取価格が購入時より安くなってしまうのは、こうしたメンテナンスのコストや、保管用の巨大な倉庫管理費、そして「いつ売れるか分からない」という在庫リスクを業者が負担しているからです。それでも、ゴミとして処分するのではなく、新しい誰かの手によって着物が再び輝くのは、とても素敵なことだと思いませんか?なお、出張買取ではクーリング・オフ制度(8日間の契約解除)が適用されます。(出典:国民生活センター『クーリング・オフ』)
着物買取 がっかりしないための準備
せっかく大切にしてきた着物を売るのですから、「こんなはずじゃなかった…」とがっかりしたくはないですよね。納得のいく取引をするための準備をしておきましょう。
1. 相場をあらかじめ知っておく
「昔、親が100万円で買った着物だから、50万円くらいにはなるだろう」と期待しすぎると、実際の査定額とのギャップにがっかりしてしまいます。中古市場では「正絹の一般的な着物でも数千円〜1万円台」が現実的な相場であることを、心構えとして知っておましょう。
2. 証紙や付属品は必ずセットにする
特に伝統工芸品(大島紬など)やブランド着物の場合は、その価値を証明する「証紙」があるかないかで、買取価格が数倍変わります。タンスの奥に証紙が残っていないか、査定前に必ず確認してくださいね。
3. 無理にクリーニングに出さない
「少しでも綺麗に見せたいから」と、お金を払って着物クリーニングに出すのはNGです。クリーニング代だけで数万円かかってしまい、買取査定額がそれを下回って赤字になるケースがほとんどだからです。汚れていても、そのまま査定に出すのが鉄則ですよ。
着物買取 持ち込み 店舗の選び方
もし、出張買取ではなく「近くの店舗に直接持ち込みたい」という場合は、店舗選びに少しコツがあります。
まず、着物の専門店であること。ブランドバッグや貴金属がメインの質屋や総合リサイクルショップではなく、着物を専門に扱っている店舗(または大手の着物専門ブース)を選びましょう。
次に、アクセスの良さと営業時間の確認。着物は持ち運ぶと非常に重く、シワになりやすいです。駐車場があるか、駅から近いかなどをチェックし、事前に電話で「今から着物を持ち込んで査定してもらえるか」を確認しておくとスムーズです。
そして、口コミのチェック。「査定結果の説明が分かりやすかった」「無理に売らせようとしなかった」といった、対応面での口コミが良い店舗を選んでくださいね。
着物買取 値段 つかない理由と対策
「査定してもらったけれど、お値段がつけられませんと言われてしまった…」という場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、着物の状態が極端に悪いこと。ひどいシミやカビ、虫食い、日光による退色などがある場合、再販売が難しいため値段がつかないことが多いです。
次に、サイズが小さすぎること。昔の日本人の体型に合わせて仕立てられた小さな着物は、現代の人が着るには丈が足りず、需要が極端に少ないため、値がつきにくくなります。
そして、素材がポリエステルやウールなどの化学繊維であること。正絹(シルク)に比べて素材としての価値が低く、大量生産されているため、買取対象外になるケースが多いです。
【対策】
値段がつかないと言われた場合でも、諦めずに「古布やハギレとして引き取ってもらえるか」を確認したり、福ちゃんのように「他店で断られたものでも無料引き取りや一括査定が可能」な業者に相談してみるのがおすすめです。また、普段から「年に1〜2回は風通しの良い日陰で虫干しをする」など、着物の劣化を防ぐ保管を心がけてくださいね。
証紙や付属品の重要性について
先ほども少し触れましたが、高級着物において「証紙(しょうし)」や「落款(らっかん)」は、その着物の命とも言える重要なものです。
証紙とは、伝統的な織物(本場大島紬、結城紬、西陣織など)に付けられる品質証明書です。織元や糸のクオリティ、産地が厳密に登録されており、これが本物であることの決定的な証拠になります。落款は、着物の作家が仕立て終わった際に押す署名(印)のようなもので、主に衿先や衽(おくみ)の裏側にあります。
証紙がないと、たとえどれだけ素晴らしい大島紬であっても、査定員は「証拠がないため一般的な着物」として査定せざるを得なくなります。買取価格が10万円から数千円にまで暴落してしまうこともあるため、証紙は必ず着物と一緒に保管し、査定の際にも最初に見せるようにしてくださいね。
着物の状態を良く保つ保管方法

大切な着物をいつまでも美しく保し、将来的に高い価値を残すためには、日頃の保管方法がとても大切です。
まず、年に1〜2回の「虫干し」を行うこと。7月〜8月(梅雨明け)や10月〜11月(秋晴れ)、1月〜2月(寒干し)の乾燥した晴天の日に、風通しの良い日陰で着物を広げて風を通します。これでタンスに溜まった湿気を逃がし、カビの発生を劇的に防ぐことができます。
次に、たとう紙(紙袋)を定期的に交換すること。着物を包んでいる「たとう紙」は湿気を吸ってくれますが、古くなると黄色く変色し、逆にカビの原因になります。2〜3年に一度は新しいたとう紙に交換してあげましょう。
そして、防虫剤と乾燥剤は正しく使うこと。防虫剤は異なる種類を混ぜて使うと、化学反応で着物にシミを作ったり、生地を傷めたりすることがあります。必ず1種類だけを使い、着物に直接触れないようにタンスの四隅に置きましょう。
保管するタンスは、湿気を調整してくれる「桐たんす」がベストですが、もしない場合は、プラスチック製の衣装ケースに除湿剤(直接触れないタイプ)をしっかり入れて管理するだけでも効果がありますよ。
着物を売りたい方が知っておくべき基本情報
- 着物の買取相場は購入時の10%〜20%程度が一般的な目安
- 伝統工芸品や有名作家の着物は専門知識のある業者なら5万円〜20万円以上の高額査定も期待できる
- ポリエステルやウールなどの化学繊維素材は需要が低く1,000円前後の低めな相場になる
- 買取業者は買い取った着物を自社オークションやレンタル着物店、海外向けなどに再販している
- シミやカビがある古い着物でも古布・ハギレとして需要があるため諦めずに査定に出す
- 証紙や箱書き、落款があると買取価格が数倍にアップする可能性があるため必ず一緒に提出する
- 余計な出費や生地の傷みを防ぐため、査定前に無理に自分でクリーニングをしない
- バイセル、福ちゃん、ザ・ゴールドなどの大手買取専門店は手数料無料で安心して比較できる
- 定期的な「虫干し」とたとう紙の交換で着物のコンディションを保つことが高価買取の鍵








